節分の魔除けに使う柊・鰯を使う由来柊鰯の作り方飾る期間その後は?

節分と言えば、豆まきが定番ですが日本各地の玄関に広く見られる魔除け「柊鰯(ひいらぎいわし)」があります。
その由来、作り方、その後を紹介します。

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1.節分の魔除けって?

「節分」は、旧暦では1年の終わり大晦日」でした。翌日から訪れる新たな1年が、福に満ちた1年になるよう願いを込めて、鬼に豆を投げる「豆まき」をしました。
昔は、災害や疫病などの災いは「鬼」の仕業だと考えられていましたので、鬼が嫌う柊鰯を作って魔除けにしました。
柊鰯は「門守(かどもり)」といって悪事や災難,魔物などをよけるまじないとして門口に掲げるお守りのことです。
門守で代表的なものは社寺から受けた護符を貼るものなとで,火難よけの不動様や秋葉神社の護符,盗難よけの三峰神社の護符などは全国各地で広く用いられています。

柊鰯?が、歴史上最初に登場するのは、平安時代の土佐日記にあります。
935(承平5)年の正月の記述に
鯔(ぼら)の頭を正月のしめ飾りに柊の枝と一緒に刺していました。
鯔は、成長とともに名前が変わる出世魚なのでめでたいとされ、飾られていたそうです。
それが、鯔から鰯にいつ変わったのかは、不明です。

2.柊・鰯を魔除けに使うのは?

なぜ「柊(ヒイラギ)」が使われるのか?

松の葉や柊のように尖った棘(とげ)は古くから門や玄関にかけて魔除けや厄除けとして用いられていました。

柊は他にも、鬼門(北東)に植えると邪気の侵入を阻むといわれています。柊の葉の棘が鬼の目を刺すとも言われています。
また、防犯にもなるといわれ、家の生垣によく使われます。
皇居の生垣はほとんどこの柊や同類の棘棘の木が植えられていて、何重にも徹底して邪気を寄せ付けないように工夫されています。

なぜ「鰯(イワシ)」が使われるのか?

いわしの語源は「弱し(よわし)」「卑し(いやし)」字を見ても、鰯は魚へんに「弱い」と書きますね。
更に、鰯には独持の「臭い」があり、弱くていやしく、臭いのあるいわしを食べることは、「陰の気を消してしまう」と言う意味があります。

あと「鬼は煙が嫌う!」という理由から鰯が使われます。
昔から煙は邪気(鬼)を払うとされています。そのため、節分には煙をたくさん出したいわけです。いわしは脂がのってる魚なので、焼くととっても煙が出ます。
だから鬼にとって鰯は大嫌いとされているのです。

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3.柊鰯の作り方、飾る時期、その後は?

柊鰯の作り方

用意するもの
・葉がついた柊の枝(イワシの頭を挿しても折れないくらいの枝)
・鰯の頭

作り方
鰯の頭をほどよく焼く
柊の枝の先端部に挿す

出来上がった柊鰯は、玄関先に飾ります。

柊鰯をはずす日

地域差がありますが
・節分の日の翌日
・2月いっぱいは飾っておく
・次の年まで(1年間飾っておく)
などに分かれています。

柊鰯のその後は

柊鰯は、魔除けや厄除けとして使用した縁起物ものですから、そのままゴミ箱へ捨てるというのはどうも気が引けます。
柊鰯の処分方法
・寺社で焚き上げてもらう(送り火、とんどなどで)
・灰になるまで焼いて玄関前に盛る
・玄関先に埋める
・塩で清めた後に半紙に包んで捨てる

まとめ

「柊鰯」は新しく迎える年の無病息災を願うまじないとして門口に掲げるお守りです。日本古来から風習が廃れることなく続いていってもらいたいものです。

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