配偶者控除からの106万円の壁を国民年金・厚生年金の比較で考えたら

配偶者控除を受けるかどうか配偶者の給与収入を考えた場合
「103万円の壁」は「150万円」改正されるので問題ないですが
106万円の壁=年金・社会保険の壁が立ちはだかります。

超えるということは夫の扶養家族から外れ、
国民年金(16,420円/月)
又は
厚生年金(給与支給10万円/月で約9,000円/月)
の掛け金を負担しなければならなくなります。

自分で負担することによりどう変わるのか
国民年金・厚生年金でまとめてみました。

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1.老齢年金

夫の扶養の場合
厚生年金の配偶者であるため将来もらえる、老齢年金は
老齢基礎年金だけが支給されます。(ご自身に厚生年金加入記録が無い場合です)

国民年金加入者(被保険者)になった場合
厚生年金の配偶者と同じく国民年金加入者は老齢基礎年金だけが支給されます。

厚生年金の加入者(被保険者)になった場合
厚生年金の加入者が将来もらえる、老齢年金は
老齢基礎年金+老齢厚生年金が支給されます。

老齢厚生年金は加入の長さと給料に応じてきまる。

老齢厚生年金の概算の支給額は
15年掛けて月額給与収入88,000円で約7,200円/月(約87,000円/年)
15年掛けて月額給与収入11万円で約9,000円/月(約109,000円/年)
20年掛けて月額給与収入10万円で約11000円/月(約131,000円/年)

まとめると
国民年金の加入だと老齢年金への増額は見込まれない。
厚生年金へ加入出来ても、15年から20年は加入しないと厚生年金への掛け金の回収は見込めない。

2.傷害年金

夫の扶養の場合
厚生年金の配偶者は支給の対象ではありません。病気やけがで傷害が残ったとしても年金からの支給はありません。

国民年金加入者(被保険者)になった場合
国民年金に加入すれば傷害年金の対象になれるため、病気やけがで傷害が残ったとき、国民年金から傷害基礎年金を受け取ることができます。。

厚生年金加入者(被保険者)になった場合
厚生年金に加入すれば国民年金加入者同じように対象となり、傷害基礎年金を受け取ることができるうえに、傷害厚生年金が上乗せされ支給されます。

厚生年金だと3級の傷害になった場合でも支給
国民年金の障害基礎年金では支給されませんが、厚生年金加入者だと、障害厚生年金(3級)が出るようなっています。

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3.遺族年金

夫の扶養の場合
厚生年金の配偶者は支給される対象者です。

国民年金・厚生年金の加入者(被保険者)になる場合
遺族基礎年金の支給要件が下記のようにあります。
被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき。
(ただし、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む。)が加入期間の3分の2以上あること。)

60歳まで年金を支払うとして
30歳ぐらいで夫の扶養から外れるかどうするか考えるなら考慮の対象になります。

傷害年金と同じように国民年金より厚生年金加入者の方が支給対象が広くなってますし、遺族厚生年金が上乗せになっています。

まとめ

106万円以上の給与収入により夫の扶養家族から外れる場合
国民年金に加入になるのであれば給与収入の調整をして夫の扶養家族から外れない方が無難だと・・・。
厚生年金に加入させてもらえるのであれば外れることも考えても良いのではないでしょうか。

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